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 安藤トロワーと「面館」との出会い。そして、「面館を世に出す会」のこと。

 安藤が「面館」を知ったのは、シャオヘイ様のウェブサイトの掲示板に、シャオヘイ様自らが、「旨いラーメン店あり」との項目を立てられ、「面館」を紹介したのに端を発します。その紹介文は次のとおり。

 穴場の名店を紹介します。今までにどのメディアにも載っていないけれど、ここは僕の食べ歩きのツボにはまりました。店名は「面館」といい東雲にあります。
「なんでこんな場所で店するんだぁ?」という難しい立地ながら、実に旨いラーメンを提供しておられます。最も素晴らしいと思うのは、化学調味料不使用であること。なおかつ、味がしっかりしていて、バランスがとれていることです。化学調味料を使わずにこれだけの味を出そうとすれば、材料費はかなりかかっているはず。広島正統の醤油豚骨の中で、これだけ臭みなく、コクがあり、後口がさっぱりしているラーメンを僕は他に知りません。化学調味料に慣れきった舌には味が薄く感じられるかも知れないけれど、小さなお子様がおられる方には特にオススメ。子供がわんわん泣いたり、むずがったりしても全然OKな店ですし、何よりもこういう味こそ子供に食べさせたいです。香りが弱いので、まだ改善の余地はあるけれど、かなり厳しめの評価で星3つ。同じ星3つの広島ラーメンの店と比べてもここが最も星4つに近いと思います。それというのも、僕が将来、ラーメン店に星5つを付けるならば、必ず無化調であるべきだと考えているからです。
そういう意味においては、この店の進化の仕方によって星5つもあり得ます。まだまだ味作りを模索しておられるようですが、安易な味に逃げないで、より高みを目指してほしいです。

 さっそく、安藤行ってみました。あれは、2月の最初。広島市内にしては、大雪の降った日で、チャリで稲荷町からディープ東雲まで30分近くかかって到着したのね。食べた感想を同じくシャオヘイ様の掲示板に続けて書き込みました。それは次のとおり。

安藤トロワーす。
いやはや、安藤、びっくらたまげこいた、です。シャオヘイ様が掲示板に自ら項目を立ててお知らせしたいという気持ちがよくわかりました。本日雪降る中自転車を飛ばし行ってきました。店に到着したときは、半雪だるまになっちまったよ。

 あんなところ(商売むきの場所でないよね)のあんな店(外見も店名も?)で、このような「求道的なラーメン」を食べることができるとは、驚きです、というか、シャオヘイ様の「良い店にぶち当たる嗅覚と運の良さ」に脱帽。場所については、あのような、商工業地帯ってのは、意外と気のきいた店がないんで、客をつかみさえすれば、固定客続出ということになるのでは?安藤の会社のそばにあれば、週のうち、半分くらい行くかも知れぬ。外見は、ドアに「寒い日は、キムチラーメン、カレーラーメン」とか貼ってあって、シャオヘイ様のご紹介でなかったら、ゲテモノ系のラーメン屋かと思っちゃいますよ。
ところがところが、実に「求道的なラーメン」でしたねぇ。好き嫌いは別として、他店とは、一線を画していますね。
 今日は、細麺の固めで食べてみましたけど、あのスープだったら、普通麺の方があうかも?安藤の好みは、ボソボソ(粉っぽいということになるか?)の細麺を固めでというものですから、あのスープにはちょっとあわない?安藤には、スープの塩分濃度がちょっと濃かったんで、次回からは、「薄味にしてください」とお願いしよう。せっかくのスープをほとんど残してしまった(スープはあまり飲まないにこしたことはないが)。あ、といっても、単に安藤が薄味好みなんであって、一般的には、丁度良いと思うよ。というわけで、次回は、「普通麺を固めで、味を薄めにしてください」でいこう。それと、ネギのカットは、小口切りの方があのラーメンには合うと思うんだけどな。あれだけのネギの量を小口切りで盛ったら、けっこうボリュームあると思うんだけど。チャーシューも激しく自己主張しておりましたねぇ。標準であの量のるってのは、スゴイ。そして、なんと、500円。場所が街中なら、650円とってもおかしくないかな。
質の高さと値段からすると、「広島一コストパフォーマンスの高いラーメン屋」といえるのでは?極めて利幅薄いだろうな。あ、店内禁煙ってのもスバラシイ!

実は、「面館」、この時点では客の入りがさっぱりで、沈没寸前だったとのこと。
そのとき、手にした「タウン情報ひろしま」二月号のラーメン特集の紙面にラーメンナビゲータとして登場したシャオヘイ様(URLも記載)にメールを出したそうな。「ぜひ、うちのラーメンを一度食べてみてほしい」と。

「お忙しそうな人だから、きてくれるのと、沈没とどっちが先かしら」というように店主は思っていたらしいが、行動力のシャオヘイ様は、すぐさま訪店し、その味に感激し、冒頭の掲示板でのお知らせと相成った次第。

その掲示板にいちはやく反応して、感想を書き込んだのが安藤。その安藤にシャオヘイ様から直メールが届きました。その一部を引用しますね(引用許可済み)。

なお、我が家では僕とアーメイで「面館を世に出す会」を結成しています。
それというのも、店で話を聞いていて知ったのですが、このままでは、あの店、半年ももたないそうです。
あまり一つの店に個人的な思い入れを持ちたくないのですが、あのような良い店が潰れるのを黙ってみていられるほど、僕はクールな人間ではありません。
僕がいくら気に入ったとて、一日に50杯のラーメンが喰えるわけじゃなし、しょせんは多くの人の支持に支えられなければ、店は続きませんが、今のところ、あの店はあまりにも知られなさすぎです。
このまま誰にも知られず潰れるのは許せなかったのです。
安藤さんもお好みのようですから、「面館を世に出す会」に入会しませんか?
いやなに、ただ単に「あの店は一度は行くべきだよ。」
とあちこちで吹聴するだけですが・・・

 
 このメールを読んだ安藤は、「面館」がそんな危機的状況にあるのかと愕然としました。実は、「面館」のラーメンは安藤の嗜好のど真ん中ストレートなんです。
 このラーメンが食べられなくなったら困る。すぐに「面館を世に出す会」に入会し、安藤は、独自の活動を始めました。まずは、勤め先に出入りする、数社の南区担当の営業マンに、「とにかく食べに行ってみて!そして、上司、同僚、部下、知人、家族にすすめてちょうだい!」これに応じて、数社数十人の客が確保できたのですが・・・

    口コミの限界・・・

 「面館を世に出す会」・・・そうなんだ。世に出さないと、意味がないんだ。マスメディアにダメもとでアプローチしてみよう、というわけで、在広TV局各社に、「面館」を番組で紹介しておくれという投書を送り付けたのね。ま、旨い店があるよというようなありきたりな内容では採用されないだろうから、チョイと、ストーリーをつくってみました。
 その様子はこちら。で、そのときの、RCCの取材の様子は、こちら

 これが実を結び、TVでも紹介されましたし、「タウン情報ひろしま」の4月号でも大きい紹介記事が出て、ぼちぼち客足は増えているようです。早い日には、午後2時前には、スープが売り切れる日もあるとのこと。

さぁ、みんなで「面館」のラーメンを食べに行こう!
そして、「面館を世に出す会」の会員になろう!

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